【ワーカーコネクト導入事例】株式会社ハレックス様
―電話通知機能で従業員の急な体調変化を「絶対に」見逃さない

 

株式会社ハレックス様は、企業や自治体などに気象情報を提供する民間気象会社です。センスウェイの安全管理ソリューション・Worker Connect(ワーカーコネクト)を導入いただいた経緯や使用感について、ハレックスの土川様にお話を伺いました。

ハレックス土川様

株式会社ハレックス ビジネスソリューション事業部 システム部
土川 正彦(つちかわ まさひこ)様

―まず、土川さんの部署の位置づけとご自身の役割について簡単に教えていただけますか。

ビジネスソリューション事業部システム部は、気象や地震に関するシステムの企画・開発・運用など幅広く担当しています。具体的には、お客様へのシステム提案や仕様作成及び仕様調整、ベンダーを使ったシステム開発などを行っています。
また、24時間365日でサービス提供をしている当社監視センターの運用、管理を担当しています。

―ワーカーコネクト導入前はどのような課題をお持ちでしたか。

24時間365日で運用している監視センターでは、2交代制による有人監視をしています。そんな中、コロナ禍により感染リスク対策として人と人との接触を減らすべく、最小のメンバーで運用するように体制変更をしました。
結果、夜間勤務を含めワンオペレーションでの勤務になることが増え、これまで以上にメンバーの健康面の管理強化が必要だと感じるようになりました。

―ワーカーコネクト導入の決め手は何だったのでしょうか。

まず、不測の事態が発生した場合に絶対に見逃さないことが第一優先だと考えていました。監視センターの運用上、夜間に不測の事態が発生する可能性もあり、管理者が就寝中でも気付く仕組みが必要でした。
はじめは定点カメラによる状態把握や、キーボードの稼働ログからの異常検知などの方法を検討していましたが、転倒を検知することが難しくなかなか導入には至りませんでした。特にカメラの設置においてはメンバーの抵抗感も少なくありませんでしたしね(笑)。

そんな中、ワーカーコネクトを紹介いただき、メール通知だけでなく電話通知機能(SMS・音声通知機能)があることを知りました。メール通知のみだった他の同様サービスと違い、電話通知であればアラートを見逃す心配もないため、これが決め手となりました。
会社に説明する際も、「これなら絶対に大丈夫だ」と言い切ることができました。

―ワーカーコネクトをどのような用途で利用していますか。

夜間勤務を担当する40代のメンバーを中心に5名に運用しています。心拍・体表温による健康状態の管理と、転倒などの不測事態の迅速な把握を目的として利用しています。機器の使い方についても、特に戸惑うこともなく使えました。

写真:ハレックス利用風景

―ワーカーコネクト導入後の具体的な成果を教えてください。

正直なところ、まだ不測の事態が起こっていないので大きな成果は実感できていません(笑)。しかし、メンバーのちょっとした体調の変化でもアラートが届くようになり、早め早めの対策ができるようになりました。そこに関しては、会社として不規則な勤務形態のメンバーに対して適切な体調管理が出来ていると考えています。副次的ですが、アラートの際、現地のメンバーに連絡することで社内のコミュニケーションのツールにもなっています。

また、導入前の体調管理はメンバーからの自己申告のみだったのですが、2022年10月の運用開始から半年で6回のアラートが発生しており、システムによる体調変化の管理ができていることを実感しています。ある意味、何も起きていないことが成果なのかもしれません。

―ワーカーコネクトの満足度を教えてください。

100%で表現すると80%ですかね。不測の事態に備えてやりたかったことが実現できています。アラートの見逃しもありませんし、導入したことについては非常に満足しています。ですが、まだまだスタートラインに立ったばかりと思っています。不測の事態は起こってほしくないですが、万が一発生した際に残りの20%分の効果を発揮してくれることを期待しています。

また、実際に腕時計型センサーを装着しているメンバーからは「外す際に毎回電源を切らなければならないのが面倒」「毎回充電しなければならないのが面倒」などの意見がありました。今後このあたりが改善されると大満足になると思います。

―最後に、ワーカーコネクトはどのような会社にオススメでしょうか。

ワンオペや夜間勤務で管理者がすぐに異変に気付くことが難しいような業種にオススメだと思います。特に、不測の事態を絶対に見逃せない人に対しては、ワーカーコネクトの電話通知なら必ず気付きますよと言いたいですね。

社名 株式会社ハレックス
事業内容 気象・地震・防災および生活関連情報の提供
気象・地震・防災および生活関連情報の活用に関するコンサルテーション
情報処理システムの開発および販売ならびにコンサルテーション
気象・地震・防災および生活関連情報に関する教育および関連事業、研究会セミナの企画ならびに図書の出版
その他前各号に関する一切の事業
設立 1993年(平成5年)4月1日
URL https://www.halex.co.jp/

※ 記載内容は2023年4月時点の情報です。

シェアする